昨日は、3.11。

気がつけば、あれから4年もの月日が流れている。

昨日、わたしは友人が主催する、3.11の祈りに参加して
きました。3月なのに雪が舞う、とても寒い日でしたが、
空は明るく澄み渡り、強い透明な風が私たちに容赦なく、
吹き付けていく。

風はとても冷たいけれど、何だか禊を受けながら祈っている
ような感覚だった。

この時期になると、いつもあの日のことを思い起こすが、
それと同時に、私たちはあれから前進しているだろうか、
何か大切なことを忘れたり、諦めたりしていないだろうか、
と一人きりになって自問する。

当時は、胸の奥から熱くこみ上げる何かに、誰もが突き動かされ
ているような感覚があったのだけど、その感覚が薄いベールを
1枚ずつ剥がしてゆくように、その熱い気持ちが薄れていって
いるように感じるのは、私の気のせいだろうか。

あの日、日本中がパニックのような状態になり、その後、
ネットで様々な情報が飛び交い、あまりも大きな出来事が
起こったため、思わず無力感とじわりとした嫌な恐怖に襲われた私に、
師匠がピシャリとこう言った。

イメージのワークを志す者が、何を弱気なことを言っている
あなたは政治家でもないし、学者でもない。
作家であれば、文章を書くことで貢献すればよいが、
あなたは作家でもない
あなたは何だ?何ができる者なのだ?
今、イメージを使わずして、何をする

息をつく間もなく、彼女の誘導でイメージワークをした、
その時に見た美しいビジョンと体験を、今でも鮮明に覚えている。

イメージを見ることは、祈ることなのだと、
この時、身を以て知ったのだと思う。

この時に行ったものと、ほぼ同じ内容の祈りのイメージワークを
こちらのスクール・オブ・イメージのブログに、1日遅れになって
しまったが、アップさせて頂いた。

http://soi-japan.jugem.jp/?eid=58

とてもシンプルな内容なので、ぜひこの祈りを試して頂けたらと思う。