毎週月曜の夜に開催されている、キャサリンのイメージワークの
クラスが6月から夏休みに入り、ホッと一息…、

する間もなく、10月の来日ワークショップや九州ツアーの準備、
そして、クラスで使用しているテキストの翻訳の見直しに、、、
と、追われる毎日です。(笑)

プロの方にお願いしていたのですが、ワークの背景にある伝統や
歴史などをある程度把握していないと、難しい部分があるので、
途中からバトンタッチして、私がせっせと翻訳しています。

シンプルなイメージワークの文書の背景に、大きな概念が
隠れていたりするので、それらを感じならが、
そして日本語でそれを聞いた時に、オリジナルの文書と
同じ世界へ入っていけるように言葉を選ぶのは、なかなか時間と
体力のいる作業で、

時には、ほぼリーディングやチャネリングに近い状態になるので
1回分のクラスの翻訳を終えた時に、げっそりと痩せていることも
しばしば。

わたしは、「翻訳燃焼ダイエット」と呼んでいますが。(笑)
時間もエネルギーもたっぷりと使う作業ではありますが、
繰り返しイメージのエクササイズを読み、実際にイメージも
してみるので、より深くイメージワークの仕組みを理解
することができて、新たな発見も多いので、「たいへんよ~」
なんて言いってはいるものの、顔はとても嬉しそうにして
いると思いますが。(笑)

昨日は、私の師であるキャサリン・シェインバーグの師匠、
コレット・シムハー・アブールカー・ムスカットによって
書かれた、青い石についてのエクササイズの翻訳を見直して
いた時、思いもよらない美しい世界に引き込まれ、
時の流れを忘れるほど、没頭していました。

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Jean Verameによってシナイ山で造られた、青く塗られた
石のアートの画像を見た瞬間、わたしはコレットが見た
青い石を彼女の目を通して見て、その上に広がる日本と
は異なる空の青さを、乾燥した山を見て、それから
そこに広がる乾いた空気を吸い込みます。

私たちから見て、The other world(向こう側/反対側の世界)に
造られた、”Line of Peace” 時には “Sinai Peace Junction”
と呼ばれる、平和を願ったモダンアートと古代からの伝承である
イメージのテクニックの融合、そしてシナイという、とても
複雑な歴史を持つ場所について考え、

そして、なぜコレットがその青い石についてのイメージの
ワークを書いたのかということに、思いを巡らせ、それを
体験した時、

夏休み前の最後のクラスの中で、キャサリンが言った言葉が
耳に響きました。

「このワークは光に向かうワークです。そして、イメージ
することは、祈りなのです。」

そして

「このカバラ・オブ・ライト(光のカバラ)の伝承は
常に光へと導く技であり、長い歴史の中で一度たりとも
ネガティブな目的のために使われたことがない」

と、彼女から初めて聞いた時のことを、思い出しました。

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とても長い時間、青い石の世界の夢見(イメージ)を
していたので、綺麗な青い色を見る度に、このことを
思い出しそうです。