翻訳作業に没頭しすぎて、すっかり紹介するのが遅くなりたが、
雑誌『スターピープル』にキャサリンの対談記事が掲載して
頂きました。

今回の対談のお相手は、和泉流狂言師の小笠原匡氏。
実際にお能の舞台を観た後の対談だったのですが、
初めて舞台を観たにも関わらず、キャサリンが日本人の私たち
よりもずっと深く、お能の真髄を理解していたことに驚きました。

舞台に字幕はなく、もちろんキャサリンは日本語が理解できま
せん。言葉が分からないため舞台が理解できず、一瞬、眠くなったそうですが、
その時、耳に響くお囃子を聞いて、「あぁ、これは夢の世界と同じだわ。」
と気付き、夢やイメージの意味を紐解くのと同じように、演者の所作やお囃子、
衣装の色合いから、舞台で何が起こっているのかを理解し、
舞台を堪能したそうです。

前回の播磨陰陽師の尾畑雁多氏との対談もでしたが、記事には
字数制限があるため、全てをお伝え出来ないのが残念!