春分の日は、NZのワイタハ族のテ・ポロハウ長老の
セレモニーが近所の目神山であったので、参加してきました。

前日の天気予報では雨だったのですが、当日は晴れ。
(長老がセレモニーをされる時は、例え嵐が来ていても
必ず晴れるのです。)

セレモニーのあった場所は、大きな磐座がたくさんある場所で、
とても長い命を持つ石に囲まれて、太古の時代のエネルギーに
包まれて、たくさんのライアーの奏でる音とドラムのリズムの
中でセレモニーは行われました。

太古では春分は、自然を許し、自然から許される日。

厳しい冬に多くの人が命を落としますが、この日は命を奪った
自然を許し、そして自然は様々な恩恵を人に与え始める時期なの
だそうです。

バラの花びらを入れた器に、各地から持ち寄られた水を注ぎ、
その水を祝福し、石と大地を清めました。

水を祝福する役割を、長老に突然振られ、ちょっと焦りましたが(笑
太古から伝わる水への祈りをさせて頂き、光栄でした。

便利な街中にいると、ついつい自然の厳しさを忘れがちですね。
山の頂で吹き付ける冷たい風に煽られながら、澄み切った空に
グルグルと輪を描くようにドラゴンが飛来するのを感じながら
色々なことを考えさせられました。

最近はカバラのイメージワークが面白く、それがメインになって

いて、セレモニーからはちょっと遠のいていたのですが、
自然の中で行うシンプルなセレモニーは、やはり好きだな、と

思いました。

残念ながら写真に撮ることは出来ませんでしたが、セレモニーからの
帰り道に、虹が出ました。
自然が、天が応えてくれたようです。


写真はセレモニーの始まりに、祈りを捧げるテ・ポロハウ長老。